<テニス肘とは>
テニス肘は正式名称を「上腕骨外側上顆炎」と言います。
テニスをやっている方に多いので「テニス肘」と呼ばれていますが、実際にテニスなどのスポーツが原因で起こるものは5%以下と言われています。
腕の筋肉をよく使うスポーツや、パソコンなどのタイピング、細かい作業が多い方など指や手首をよく動かす方に多くみられる症状で、筋力の弱い40~50代の女性が家事による手の使い過ぎで発症することも多いのが特徴です。
テニス肘の症状としては、主に手首や指を動かす際に、前腕から肘の外側(上腕骨外側上顆)に痛みが出ます。
外側上顆に過度の負担がかかることで筋肉の変性や骨膜の炎症が起こり痛みを引き起こすのです。
一般的には安静時には痛みは無いことが多いですが、ひどく炎症を起こしている場合にはズキズキとした痛みが出ることもあります。
手は日常生活でよく使うので、例え痛みが一度引いたとしても、また痛みが出てきてしまう可能性が高いというのも、テニス肘の特徴の一つです。
▪■テニス肘はなぜ起こるの?■▪
主には手首や指の使い過ぎによって発生します。
重い物を良く持つ仕事や、パソコン作業などで指をよく使う仕事、家事でも多く発症します。
また、筋肉の硬さも大きく関与しています。
筋肉は血液から栄養や酸素を取り込み、スムーズに伸び縮みできるいい状態を維持しています。
筋肉に対して過負荷により疲労物質の蓄積や血流障害が起こると、筋肉が低栄養、低酸素状態を起こし筋肉が硬くなってしまい、痛みの原因となる筋肉のしこりが発生し痛みを引き起こしてしまうのです。
▪■テニス肘を放っておくとどうなるの?■▪
テニス肘は、痛みが長引きやすい、なかなか痛みが取れにくい、痛みが引いたと思ってもまた痛みが出てきてしまうなどの特徴があります。
日常生活で手はよく使う為、なかなか安静にすることが難しく、回復しにくいのが現実です。
そのため、早期の適切な治療がとても重要になってきます。
<各務原 ボディメンテナンス各務原整骨院・整体院、ボディメンテナンス鵜沼整骨院・整体院 テニス肘の施術法>
テニス肘は痛いところだけ治療していてもなかなか痛みは取れません。
また日常生活でどうしてもよく使ってしまうので、負担がかかりやすく、すぐに症状を繰り返してしまうのです。
根本治療のためには症状や痛みの出ている肘周囲の治療だけでなく、肘や手首に負担を掛ける原因として、首や肩、背中や姿勢なども考えられるため、全身を治療していく必要があります。
症状の出ている肘関節や外側上顆の炎症を抑えるために電気治療を行うことはもちろん、痛みの引き金となる部分に適切にアプローチをし、指の関節、手首の関節、肘の関節の動きの改善をしていきます。
さらに手首や肘の動きに大きく関与する、肩関節や肩甲骨からのアプローチを行い上肢全体へのアプローチも行っていきます。
また、腕を動かす際には骨盤などの体幹部の安定性も関わってくるので、ボディメンテナンス各務原・鵜沼整骨院・整体院では、痛みの根本改善ということを目的として、骨盤・骨格の矯正の治療も行っていきます。
ボディメンテナンス各務原・鵜沼整骨院・整体院では、鍼治療も行っていますので、痛みを早く取っていくために並行して鍼治療もして頂くとより効果を実感して頂けると思います。
テニス肘の症状が再発しないように予防として、日頃から行って頂きたいストレッチや正しい姿勢のアドバイスもお伝えしていきます。
テニス肘でお困りの方は、是非一度ボディメンテナンス各務原整骨院・整体院、ボディメンテナンス鵜沼整骨院・整体院へご相談ください!!
<Q&A>
①質問・・・テニスをしないとなりませんか?
①回答・・・肘の外側の骨の部分の炎症を起こした状態を一般的にテニス肘と呼びます。重い物を肘を伸ばした状態で持つ、支えるなどの日常生活動作で起こることもありますのでテニスをしなくても起こる傷病です。
②質問・・・どのような人がなりやすいですか?
②回答・・・テニス競技においてバックハンドでボールを打つことがテニス肘のきっかけになります。一般的には肘を伸ばして外側に捻る動作が多いと起こりやすい傷病です。