こんにちは! 
ボディメンテナンス鵜沼整体院の丸山です。

本格的に暑い夏になってきましたね。暑い日に気を付けてほしいのが水分補給です。しかし、水分だけを補給してもいけないことはご存じでしょうか?

暑い日や運動をした時に大量の汗をかくと思いますが、汗を体内の水分だけではなくミネラルも体から失われてしまいます。適切な補給をしないと生命にかかわる重大な事にもなってしまうので正しい知識と補給の仕方を覚えましょう。

ミネラルの働き

ミネラルは、浸透圧の調節や神経伝達、筋肉の収縮といった役割があります。水分をより効率的に吸収する、運動機能をサポートするといった効果にも繋がる為、体にはとても重要なものになります。ミネラルは体液に溶けてイオンになり、運動中にも大切な役割を果たします。スポーツ用に飲み物を買う時は、イオン飲料かどうかをチェックしてみるのも良いです。

水分補給の注意事項

水だけを摂りすぎてミネラルや糖分を補給しなかった場合「自発的脱水」という体液が薄まってしまった状態になってしまいます。体液のナトリウムイオン濃度は下がっていても、水を飲むことでのどの渇きは止まっているため、「水分を摂りたい」という欲求は感じなくなります。しかし排尿は促進されるため、脱水症状へ繋がることがあります。激しい運動で大量に汗をかいた場合は、体液の濃度が変動しやすくなります。特に夏は、脱水症状を防ぐためにも、水分だけではなく糖分とミネラルイオンも意識して補給しましょう。

糖分の摂りすぎに注意

スポーツドリンクは飲みやすさや水分の吸収促進のため甘味が加えられていますが、多く飲めば飲むほど良いということではありません。糖分が含まれる清涼飲料水を大量に飲むことで、高血糖状態になってしまいます。血糖値が上がるとさらにのどが渇き、余計に清涼飲料水を飲んでしまいます。スポーツ時以外については、余計な成分を含まない水やお茶がおススメです。スポーツドリンクは運動時には最適ですが、運動をしていないときの水分補給としては糖質が多く、エネルギーの過剰摂取になってしまいます。普段の生活では水やお茶、運動をする時はスポーツドリンクというように使い分けましょう。

のどの渇きは脱水症状

体内の水分の2パーセントが減少すると、のどの渇きを感じます。ごくわずかな印象ですが、すでに水分不足が始まっているので補給が必要です。6パーセントの減少で頭痛や眠気が発生し、10パーセントの現象では腎不全などの重い症状が発生してしまいます。のどが渇く前に水分を摂ることを心がけましょう。