こんにちは!
ボディメンテナンス鵜沼の木村です。
昨日から東海地方も梅雨になりました。今日も雨が降ってますがまだそんなにジメジメしておりませんが梅雨は体調にも影響しやすいので皆様、体調管理には気をつけておすごしください。
夏になってくるとスーパーや喫茶店などお店の中に入った時に冷房の影響で寒く感じる時もあります。室内で働かれる方にとってはお体が冷えやすい時季でもあると思います。
そこで今回は夏に起こりがちな冷え症についてご紹介したいと思います。
夏でも注意したい冷え症
昔から「冷えは万病のもと」と言われるように、冷え性になると頭痛や肩こり、便秘、不眠、生理痛など体の不調や病気を引き起こすきっかけにもなります。
冷え症の原因として主に自律神経が関係していることもあります。
自律神経は交換神経と副交感神経からなります。寒い環境にいると体内の熱を外に逃がさないようにしようと交感神経が優位になり、手足の先の血管が収縮し体が緊張した状態になります。
しかし、何らかの原因で自律神経がうまく機能しなくなり、暖かい環境に戻ってもいつまでも血管が収縮した状態が続き、血流の循環が悪くなって手足の皮膚の温度が低いままの状態になることがあります。これが「冷え症」と呼ばれる状態です。
冷え症は女性に比較的多いといわれております。理由として男性に比べて月経や出産、更年期などでホルモンバランスが大きく変化することがあげられます。このホルモンバランスが乱れることで自律神経の調節機能が低下します。また、体の熱をつくる筋肉が一般的に男性より女性のほうが少ないことも理由の一つにあげられます。
他にもストレスを受けることで交感神経が優位になり冷えを助長させてしまいます。
そこで今から対策をしていきましょう。
冷え症の対策!
1.疲労やストレス、睡眠不足で自律神経のバランスを乱さないよう生活を正す
2.温かいものを摂る、体を冷やしてしまうものを控える
体を冷やしてしまうものとして冷たい飲み物や、白砂糖、緑茶、コーヒー、ナスやトマトなどの夏野菜、食品添加物などは体を冷やすと言われております。
上記のものを摂る場合、白砂糖を黒砂糖に変えたり、生野菜に火を通したり、温める作用のあるスパイスや食材を加えるようなど工夫して摂ってみましょう。
温める作用のある食材やスパイスとして以下のものがあります。参考にしてみてください。
ショウガ、サンショウ、コショウ、ニンニク、唐辛子、味噌、醤油、ゴボウ、ニンジン、カボチャ、みかん、クルミ、鶏肉、羊肉
3.湯船に浸かる
就寝前に39度くらいのぬるめのお湯に全身浴でゆっくりと浸かるといいようです。15〜20分ほどで体の芯から温まります。熱いお湯やシャワーは交感神経が優位になってしまい逆効果のようです。
4.「首」と呼ばれるところを冷やさないようにする
首や足首、手首は冷やさないようにします。これらの部位には皮膚の表面近くに太い血管が通っており、また外気の影響を受けやすく、血液の温度が下がりやすいからです。特にこれらの部位に冷房を直接あてると冷えの症状が出やすいだけでなくなかなか戻りにくくなります。衣類は体を締め付ける服は血行を悪くするのでゆったりとしたサイズのものを身に付けるのがおすすめです。
5.ストレッチや軽い運動を行う
ご自分でもできる簡単なストレッチや運動をご紹介します。
①ふくらはぎとかかとのストレッチ
肩はばに足を広げて立ち、かかとの上げ下げを10回行います。
②足首の運動
足首を伸ばしたり曲げたり、左右に5回程くるくる回す
③骨盤の運動
骨盤を前後に5回、左右に5回動かす
④肩甲骨の運動
てのひらをパーの形にして腕を前に伸ばし、グーの形にしながら胸の前まで引いてきます。これを5回。同様に腕を上げ下ろすのを5回、左右に広げて縮めるのを5回行います。
⑤手首の運動
左右の手を握り合わせ、手首をひねりながらくるくる回します。右回し5回、左回し5回の全部で10回行います。
⑥足首の運動
足の指をグー、チョキ、パーの形に、両足を同時に10回行います。
⑦首回し運動
左右それぞれ15秒ほど頭を傾けます。次に前に頭を傾け15秒。最後に下を向いてぐるぐる首を5回まわします。
⑧指先の運動
左手の指を右手でしっかり握り、付け根から指先にかけて引っ張ってパッと放します。指を手から抜くようなイメージで3回ずつ行います。右手の指を同様に行います。
例年夏に冷え症でお悩みの方、今年こそ夏を快適にすごせるようもしよければ取り組んでみてくださいね。
当院ではお体全体のバランスをよくした上でお体にあった治療を提供させていただいております。
お体で悩みのある方は当院までご相談ください。