こんにちは!ボディメンテナンス鵜沼の木村です。
寒くなってきましたね!近頃さらに空気が冷たくなってきて体の芯から冷えるような時期になってきたと感じます。外気が冷えると体を冷えから守ろうと体の外側にある皮膚や表面の筋肉、静脈の血管が縮こまってしまいがちです。そのためか、最近みえる患者様の中にも腰を痛めてしまう方が増えてきました。冷え症の方にとっても辛い時期になってきたのかなと思います。体を温めるための工夫をしてお体が冷えてしまわぬようおすごしくださいね。
今回は唐突ですが「水分補給」についてご紹介したいと思います。
12月の湿度
12月。気温が低いだけでなく、外気の湿度も低くなってきています。毎年12月から2月にかけて徐々に湿度が低くなり、一年で一番湿度が高い6月が75%程に比べ12月から2月は広節の影響で地域によって多少誤差はありますが50%台にまで下がります。
人の水分量
人の体内に含まれる水分は年齢・性別で多少差がみえますが新生児で体重の80%程で年齢を重ねるごとに少しずつ少なくなっていき成人男性で60%程、成人女性で55%程、お年を召されると50%程まで少なくなってきます。
外気の湿度が低くなると、体内の水分は尿や便だけでなく呼気や汗などで水分が取られてしまいいつの間にか水分量は減ってしまいがちです。
体内の水分の確保は生きていく中でとても重要です。
体内の水分が減ると
例えば体重の2%の水分量が失われると、のどの渇きを感じます。
のどの渇きを感じてのどや口の中が渇くとウイルスが体内に侵入しやすくなり風邪などひきおこしやすくなります。
3%の水分が失われると食欲がわかなくなったりぼんやりします。
5%の水分が失われると頭痛がしたり熱にうだる感じがします。
こんなほんのちょっと水分が減るだけで体に甚大な影響を及ぼします。
水分はこまめに摂ることが大切
また、水分は体が温まる時(つまり体内で熱を起こす時)に必要になります。
せっかく体を温めても水分が不足していると脱水症状になってしまいがちです。
そのため、水分をこまめにとっておく必要があります。
必要な水分量は年齢によって変わります。
目安になりますが以下の計算式を参考にしてみてください。
・30歳未満…40ml×体重(kg)
・30〜55歳…35ml×体重(kg)
・56歳以上…30ml×体重(kg)
この水分量に食事で摂れる量(1000ml)と代謝で作られる量(300ml)を引いた量が一日に飲んでおきたい水分量になります。参考にしてみてください。
例えば、40歳、70kgの方でしたら、
35ml×70=2450ml
2450ml – 1000ml – 300ml=1150ml
1150mlが一日で水分を最低飲んでおいて欲しい量になります。
これから冷えてくる冬の時期、ぜひこまめに水分を補給して元気にすごしていきましょうね。