こんにちは!ボディメンテナンス各務原院受付の石黒です。今月の18日初雪が降りましたね💦
各務原はそこまで雪が積もることはないかもしれないですが、今回は積雪や降雪、路面の凍結時の車の運転を安全に走行するための基本をお伝えします😊
冬道走行に潜む危険
➀車の停止距離が長くなる
積雪路や凍結路は乾燥路面に比べて路面とタイヤとの摩擦係数が低くなります。そのため車の停車距離が長くなり、ブレーキをかけてもなかなか車が止まらず停止している車に追突したり、赤信号で交差点に進入するなどの危険があります。
②スリップが起こりやすい
積雪路や凍結路は、スリップが起こりやすくなります。特にカーブ走行時や右左折時、進路変更などではハンドル操作やブレーキ操作のちょっとしたミスでスリップすることがあります。なお、夏用タイヤでは勾配の緩い上り坂であっても積雪している場合はタイヤが空回りしてのぼれなくなることがあります。
③積雪路では道路標示が見えなくなる
積雪路では、横断歩道やセンターライン、一時停止線などの路面の道路標示が見えなくなります。そのため横断歩道を見落としたり、対向車線にはみ出したり、一時停止線を越えてしまう危険があります。また、道路端が見えない場合は左端に寄りすぎると側溝などに落ちてしまう危険もあります。
④積雪時は視界悪くなる
積雪時は、前方だけでなくサイドミラーやリアウィンドーにも雪が付着するため、後方や側方の視界も悪くなり、危険を落としたり発見が遅れやすくなります。また激しい吹雪などの場合は、前方がほとんど見えない状態になることもあります。
冬道の安全走行の基本
➀速度を落として車間距離をとる
冬道の安全走行の基本は速度を落とし車間距離を十分とることです。特に気温が低下する深夜から早朝にかけては、雪がなくても路面が凍結しているおそれがありますから、路面の状態に注意するとともに速度を十分に落とし、前車との車間距離を長くとって走行しましょう。
②運転操作は慎重に行う
積雪路や凍結路の走行時に、乾燥路と同じ感覚でハンドルやブレーキなどの運転操作を行うとスリップを招く危険が高まります。積雪路や凍結路ではハンドルは小刻みに切るようにし、ブレーキはソフトに踏み、徐々に停止するようにしましょう。また急ハンドルや急ブレーキ、急発進や急加速などの急のつく運転は絶対に避けて、慎重な運転操作を心がけましょう!
③視界が悪いときは待避して様子を見る
積雪時には視界が悪くなりますが、地吹雪などによりほとんど前方が見えないような場合は無理して先に行こうとするのは非常に危険です。最寄りのパーキングエリアなどの安全な場所に一時避難して天候が回復し視界が確保できるまで待つようにしましょう!