こんにちは!ボディメンテナンス鵜沼の丸山です
この季節は忘年会など、お酒を飲む機会が増える時期ですね。そんな中で気を付けたいのが、急性アルコール中毒です。今回は、急性アルコール中毒にならないためにはどうすればいいかのお話をしていきます。
※急性アルコール中毒を引き起こすメカニズムとは・・・
「イッキ飲み」のように短時間で大量のお酒を飲んでしまうと、肝臓でのアルコール代謝が追いつかなくなり、血液の中にアルコールが増えていくことになります。その結果、アルコール血中濃度が急上昇し、「昏睡期」の状態に進んでしまいます。これが急性アルコール中毒です。昏睡期の状態では、意識が混濁し、呼吸麻痺や、吐いたものがノドにつまることで、死に至るケースもあります。
特に、お酒に弱い人は、少量のアルコールでも危険な状態になるので、注意が必要です。
急性アルコール中毒の症状・行動とは・・・
次のような症状があるときは、急性アルコール中毒の危険性があります。
・意識の混濁、昏睡、血圧の低下、呼吸の抑制、失禁、悪酔い
- 顔面や全身のはっきりとした紅潮・灼熱感、発汗
- 動悸、呼吸困難、胸痛、低血圧
- 頭痛、不穏、めまい、目のかすみ
- 嘔気・嘔吐、口渇
- 脱力、低血圧、起立性低血圧(急に座ったり立ち上がったりしたときに起こる失神)ほか
・記憶の抜け落ち(ブラックアウト)
泥酔中の失態について後で思い出せない
・アルコール性低血糖
18時間以上の飢餓状態の後に大量の飲酒をすると、低血糖が起こる
①短時間のうちに多量の飲酒(イッキ飲み)をしないようにする
血中アルコール濃度を急激に上げないことが一番。そのためには、イッキ飲みは絶対にしない・させないようにしましょう。
②自分の適量を知り、その日の体調にも注意する
アルコールの代謝能力は人それぞれです。また、その日の体調にも左右されるので、体調が悪い日はいつもより控えめにしましょう。
③空腹のときは、飲酒しないようにする
空腹時は、アルコールが胃腸から早く吸収されてしまいます。つまみをとりながら、飲むようにしましょう。
④「イッキ飲み」を強要されそうな飲み会やお酒の席には、顔を出さない
そういった場には、最初から行かないのがベストです。あるいは、乾杯だけして失礼する、イッキ飲みになったらトイレへ行く、つぶれたフリをするなど、早めに逃げることも手段の一つです。気を付けましょう。
➄はっきりと「やらない」「やりたくない」の意思表示をする
あらかじめ「イッキ飲みはしない」ということを、会の幹事に伝えておけば、もし強要されても「約束したからやらない」と断ることができます。
⑥「イッキ飲みをしない」理由を、ひと工夫する
はっきり断りづらい場合は、「ウチは代々イッキ飲みはしない家訓だから」など、ちょっとユニークな理由で断ることも手です。
以上のことを踏まえたうえで楽しくみんなでお酒を飲みましょう!!